去年の8月に出版されました「ねずみくんシリーズ」の第3弾が5月19日に登場しました。おかげさまで今回も日本語版に携わっております。
『トイレのこと、おしえてあげる！』
今回はしかけ絵本にはなっていないのですが、知育絵本風になっています。ねずみくんといっしょに、クイズに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ところで、ねずみくんの世界では、いまや日本のごく一部で話題になっておりますジェンダーレストイレになっております。もともと第1弾を出すにあたって、保育園でのトイレトレーニングをイメージしているという編集者さんの強い熱意をいただいていたこと、そして、家庭であってもいまどきトイレトレーニングを行なう場合、もはやおまるからというより最初から（補助便座をつけるつけないにしても）トイレからなのではないか、というご意見を採り入れまして、本作に登場する「トイレ」はおまるではなく、一貫して「トイレ」という用語を使っております。
というわけで、当初から（園での）集団トイレトレーニングをイメージしていたこともありますので、「男の子」も「女の子」も（これも第1弾から数年経ち第3弾が出てきたこのご時世、性別、いやジェンダー別にしておくべきだったのか？という疑問もないわけでもありませんが）分け隔て無く同じ場所でトイレにしゃがんでいることになります。
なお、私の子どもが保育園児だった頃、園での最後の2年は個室トイレになっていたような記憶がありますが、最初の4年は男女分かれてなかったように思います。
ともかく、その辺のところはあまり深く考えないで楽しんでいただければと思います。
ねずみくんや絵本に対する私の思い入れについては、前回の投稿を読んでくださいませ。
今回も楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
