そんなところに、浅田真央の今シーズンのエキシビションプログラムのテーマが「メリー・ポピンズ」だと聞き、思わず膝を打ちました。 清楚で凜としていながら茶目っ気がある…真央ちゃんにぴったりだわ!と。それに、あのジュリー・アンドリューズの歌唱力に匹敵するスケーティングの実力があるのはこの人しかいないではありませんか。
この曲を真央ちゃんに勧めたという振付師のローリー・ニコルの目はさすがですね。
あれから疲れた夜には浅田真央の動画を見るようになりました。あげく初めて世界選手権で優勝したときの「幻想即興曲」、その翌年のグランプリファイナルでの「仮面舞踏会」、オリンピックのあとの世界選手権の「鐘」まで見てしまって、心揺さぶられるほど感動し、「ああ、私も頑張ろう…」と気合いを入れ直したのです(天下の浅田真央と自分の仕事を比べるなんておこがましい限りですが)。
かつて彼女は「冷静に考えたら出来ないことは何もないと思う」と言ったそうです。この冬、私はくじけそうになるとこの言葉を思い出しては心を奮い立たせていました。もはやこの言葉は私の座右の銘ですね。
彼女の真摯で純粋なスケートにこそ、いわゆる「感動をありがとう」ですよ。これからも応援してます!