2011-11-29

お手頃価格の しかけえほんが できました

先月発売になった「さわれる まなべる みぢかな どうぶつ」のご紹介です。

http://www.piebooks.com/search/detail.php?ID=4118
PIEBOOKS / さわれる まなべる みぢかなどうぶつ


動物についての本の場合、子ども向けでも各種さまざまなものが出版されていますが、この本の一番の特徴は「ペット」となる動物に特化しているという点でしょうか。

自分とともに暮す、家族の一員としての「みぢかなどうぶつ」がどんなふうに思っているのか。それが小さな子どもたちにも分かるようになっています。

さわれる まなべる みぢかな どうぶつ


かわいらしくて、とっても素敵な本です。しかけ絵本でもこの材質で2000円切るので、お求めになりやすい価格ではないかと思います。書店で見かけたら、是非手にとってみてくださるとうれしいです。


ちなみに先日紀伊國屋新宿南店で見たときには、2F児童書売り場の「しかけ絵本」のコーナーではなく、なんと「かがく」のコーナーありました(笑)。

2011-11-28

母と娘の関係について、紀伊國屋新宿本店での特集

12月中旬まで紀伊國屋新宿本店でザ・信田さよ子フェアをやっているそうです。

【新宿本店】お母さん、あたしはもうガマンできません。どうか、私の人生からその手を離して、自分自身の人生を歩んでくれませんか―そして、母娘問題といえばご存じ名カウンセラー、ザ・信田さよ子フェア | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店










このラインナップに私の訳書である『母性のゆくえ』も加わっているそうなので、機会がありましたら是非お立ち寄り下さい。

http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36632-5/

母性のゆくえ | 春秋社










『母性のゆくえ』に登場する母と娘の関係は、フランスの事例ですので、日本の現状とは違うように見受けられます。今フランスで30歳台前後の女性は、仕事ばかりしていた自分の母親とは違う母親になりたい、つまり自分の職業上のキャリアの追求よりも理想の育児を優先させたいという意識が強くなっている、と、この本では指摘されているのです。親を「反面教師」にしているわけです。

むしろ私の子どもの世代が今の私くらいの年齢になったら、もしかしたら同じような現象が日本でも数多く見られるようになるかもしれませんが…。