2019-06-27

祝 大統領としては初来日 および、やけど情報

大統領になってから2年2ヶ月あまり、待ちくたびれて忘れそうになった頃についに来日したエマニュエル・マクロン大統領。
それにつきましては適当な記事ですみません。




おとといの朝、めずらしく息子の弁当作りで冷食にすべてを頼らず、卵焼きを作ってから卵焼き用フライパンっていうんですかね、コンロからどかそうとしたときに、パンと持ち手のつなぎ目にあたる鉄がむき出しの箇所を右手の人差し指で握るような形になってしまって、やけどしてしまいました。

冷やさないとひどい激痛だったので、5時間指を冷やしてから(その間コパ・アメリカのエクアドル戦観たりしてね)、冷やすのも面倒だし眠くて疲れ果てて2時間ほど昼寝したら、痛みがほとんど取れていたので安心していたところ、帰宅した夫に「これ水ぶくれになってるよ、皮膚科やっぱり行けば?」と言われまして、昨日皮膚科に行ってみました。

やけどしてすぐに冷やすのは正しい処置だそうです。ですが5時間も冷やすのは意味がないそうです。つまり、たいしたことないやけどの場合は、たいてい1~2時間冷やせば痛みはなくなるので、冷やしながら5時間痛かったというのは相当な深いやけどだったかもというようなことを先生にに言われました。冷やしてステロイド塗るのが正解らしい。なので、おとといの午前中に指冷やしながら朝一で病院行くべきだったわけです。ステロイド剤がない場合は。

息子が幼い頃からよくお世話になっていた皮膚科の先生なんですけど、私が診てもらったのは今回が初めて。
いかに自分の肌に無頓着だったか自分でも愕然としました。
「最近年のせいか、ひっかき傷がなかなか治らないんですよ。かゆくなっては搔いてしまって」と言って左手の治らないひっかき傷をついでに見せたら、「これじゃあ痕だらけでしょ」と言われて「そうですね、体中結構痕が残っているんですけど、たとえばこういうところ?」と右腕の前腕を見せたり。いまはステロイドの貼り薬があるらしく、それを患部の大きさに切って貼るといいそうです。お風呂に入るときにはがして、出たら貼り直す。

「お母さんは余裕ないもんね」と先生に同情されて。いや、私、仕事も子育ても家事も完璧には程遠い状態なんですけど。そんな言葉をかけられてしまうわけです。うーん、でも私はやっぱり不器用でずぼらでがさつなだけだな。多動な行動には出ないけど、頭の中がたぶん多動。だってじっとしていたって頭の中では激しく生きているからものすごく疲れるし。

というわけでステロイドだらけなんですけど、確かに貼ってみたらかゆみはなくなりますね。右の人差し指も早く治るといいな……そしてあと数時間でまたお弁当作りです。でも、もう来月は前半は定期試験とほとんどが休日らしいので、ええと、あと数日なんとかすればいいのかな。どうしてもしんどかったら、そのうちの何日かはどこかで買っていってもらってもいいし。

あっという間に夏休みです。そしてまだ体力も今ひとつ戻らず、サーカディアンリズムも狂ったまま……。

近況報告(2019/06/27)

少し、社会の枠を広げたいと年初はなんか今までやったことのないようなアルバイトをしたいと思っていました。まったく翻訳と関係ないような。
学生の頃は、子供服屋さんのアルバイトをしたり、私の身内の友達の友達はまた友達の親戚かもしれないとかいう謎のコネクションで紹介されたパチンコ景品交換所で景品交換して、大金を扱ってたこともあります。あれは得がたい経験だった。
仕事探しって、結局、コネ大きいんですよね。

私は実のところ、なんでも結局のところ、能力よりも根性と我慢でなんとか切り抜けようとするタイプだと自負しているのですが、でも今はレジも複雑で働いている人を見ていると、さすがに根性と我慢だけではどうにもならないのではないかと、外国人従業員の若い従業員の方々の記憶力の良さに感銘を受けてばかりで、アプライする勇気が出ない次第です。 

意外に先般出版された本で使った体力・気力と、自分が見込んでいた時間よりもかかってしまったダメージがじわじわきていているのと、時間ができたらできたで、ああ、こんなに子どもの学校の行事とか、お誘いとか、色々あるもんだなと以前開店休業中だったころを思い出しています。

今年は久しぶりに最低レベルでしょうけど住民税まで納めました。私のような自宅警備員兼ときどき書籍翻訳業レベルになると、もはや税金納めるのがうれしくなっちゃうんですよ。ああ、私も誰が読んでくれるのかわからない本にうつつを抜かしているだけでなく、家族にただ生活を依存しているだけでもなく、社会に貢献できてるのかもと思っちゃって。

2019-06-18

指月

Facebookのビジネスアカウントでカバー写真を変えると、どうも公開設定で「カバー写真を変えました」というどうでもいい投稿がされてしまい、それを消去する手段もないようなので、この写真についての話をついでに書くことにしました。




私がこのマフマルバフの本を知ったのは、FBにも書いたとおり、米原万里さんの書評・エッセイ集を読んでいたときですので、ちょうど10年前になります。なお、『カンダハール』というマフマルバフが監督した映画が2001年カンヌ映画祭で高い評価を得ました。9.11直前のことで、当時のアフガニスタンを描いたイラン映画です。そして私は、ちょうど10年前にやっと、米原万里さんが亡くなっていたことを知ったんです。

2009年はおそらくiPhone3?が登場した頃で(私は持っていませんでしたけど)、その関係でTwitterも日本で流行るようになったころですね。FBの流行はもう少し後のように思います。

米原万里さんがお亡くなりになった2006年5月といえば、私はその年の初めに息子を産んだ後、新年度から保育園に行かせてもらえるようになり、とりあえず引き受けていた仕事と曲がりなりの育児でアップアップの状態でした。もともと2月にゲラ直しのために仕事にはすぐ復帰せざるを得なかったんですけど、どんなに夫の協力があったとはいえ(勤め人の夫が園の送り迎えをしていました)、どんなに義理の両親の協力があったとはいえ、そして素晴らしい保育士さん方が日中息子を見ていてくださったとはいえ、私は職場である自宅にほとんどこもりきりで疲弊していました。出産する前に子どもをどう育てたいというようなポリシーというのでしょうか、そういうものを仕事に追われて考えないまま生んでしまったので、どう子どもと接したらいいのか勝手がよくわからないまま、自分の仕事以外の情報など遮断された状態で、ゾンビのような毎日を送っていました。

いえ、実はこっそり外に出てはいたんです。息子を公費の負担もあるなかで預けていながら許されることではなかったのでしょうが、日中、小一時間ほど整形外科に週に何回か行っていました。すぐに保育園に預けて仕事したかった以上、母乳育児なんてどうでもよかったので、必然的に混合授乳をしていたのですが、そのころにはあっけなく母乳も出にくくなっていました。そんなこともあって、首がなかなか据わらない息子を授乳するためにすっかり元通りの平たい自分の胸に押しつけるのに変な力を入れすぎたのでしょうか、手首のひどい腱鞘炎になっていたころでした。整形外科に行くにも、一番空いていてすぐに見てもらえそうな時間を聞いて、診断を受け、電気マッサージ器とかいろいろ処置をしてもらっていました。一か月以上かかったかなあ。一か月経っても効果があまりにもないので、苦情を言ったところ、あるストレッチを教えてもらったらあっという間に治ってしまったのにも驚きましたが。

ですので、やっと10年前に私は米原万里さんがお亡くなりになっていたことに気がついたわけです。子どもがいない頃は、色んな病院に行くことがあったので、その間によく週刊誌の彼女の書評を読んでいました。読むの速いな、すごいなあ、面白いなあと感心しながら読んでいました。(それよりも前にはテレビのコメンテーターとして活躍していたことも良く覚えています。)

なので、亡くなっていたということを知ったときにはショックでした。そこで、とりあえず『打ちのめされるようなすごい本』を購入し読むことにしたんです。夜に家で息子に向き合っている夫の前であからさまに読んでる場合でもないので、風呂場に持ち込んでは読み、夜更かししては読み、日中仕事に行き詰まれば読んだりしていました。米原万里さんは体調が悪いなか、自分のご病気にかかわる本をわらにもすがる思いで読んでは批評していたこと、私が雑誌の連載で読んでいた当時はきっと読み流していた部分を改めて読んで、私は米原万里さんに打ちのめされました。

それから完全には自分の仕事とは一致はしないのですが、比較的近い分野のエッセイである、出世作の『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』も読みました。あの文庫本は、後に息子用の部屋を空けるためにお互いに本を減らす減らさないの夫婦げんかの末、夫にまとめて処分されてしまったんです。どこかでお買い求めになるのであれば、米原さんがお亡くなりになったあとの版で、編集部の追補があるものをおすすめします。私はそれを読んだとき泣き崩れてしまいました。言葉に携わる者としての姿勢に。いまでもその部分はグサッときますね。

なお電子書籍では、お亡くなりになった後の版、平成22年11月発行(2010年でしょうか)の第24刷を基にしているそうですので、編集部の追補がある版になっています。もう捨てられたり、なくしたり、どこにいったかわからなくならないように電子書籍を私は買い直しました。

本来ならば、前述のFBで私がノートルダムドパリについて書いたこと、マフマルバフのようなバーミヤンの仏像にたいする見方、ああいった人災に対して意味を持たせるような(特に「神の怒りだ」とか「先祖のたたりだ」みたいな被災者、被害者に罪の意識を持たせるようなものはね)たとえ話やレトリックは、実際にはきわめて好ましくないものだとは思います。ましてや当事者たちにとってそういう解釈が納得できるかといえば決してそうではないでしょう。

メタファーだろうがアナロジーだろうがともかく、人災なんだから爆破した人、失火した人の責任であってそれ以上の意味なんてないと言われれば至極もっともだと思います。

けれどもどこかで、それはやはり何かを指差す指しか見ていないように私には思えるんです。

マフマルバフの本を紹介した米原万里さんは、指でなくその指が差した月を見る人だったと思います。



2019-06-13

「目利きが選ぶ3冊」ありがとうございました(日本経済新聞6月6日付)。そして環境問題。


日経には広告は載せていただいたことはありがたいことに何度かありますが、よく考えてみたらこうした書評欄ではなかったかもしれません。数あるサイエンス本の「3冊」に入れて「読むべし」と評価くださったことに感謝申し上げます。★★★★!




なお、私は今回専門外分野に関わらずあとがきを書くことになってしまっていますが、思案の末、一部息子の世代の特に女の子達にも呼びかけた形のものになっています。世の中には女性が活躍していることが知られていない思わぬ仕事があります。色々と広く目を向けられればいいなと当時願いながら書きました。思うことはたくさんあります。

たとえば、私がかれこれ15年携わってきたフランス語の書籍翻訳業は、息子が成人するころにはあまりニーズがなくなっていると思いますよ。つまり、いま人気がある、需要がある仕事だからといって、それが一生続けられるとは限らない移り変わりの激しい世の中なのです。こうした言い分はかなりマクロンの本に感化されていますが。何度かこのブログにも書いたでしょうか? 日本語版では数名で手分けした専門書の翻訳をフランス語版ではIAのディープラーニングを用いてとんでもないスピードで翻訳させ、その分野の専門の監修者が校閲して直していったとか。

英語を間にかませてしまえば実は英語以外の外国語のニーズは専門書や逆に簡単な絵本のようなものになるとまったくなくなっているようにもみえます。英語と他のヨーロッパ言語の自動翻訳の能力は日に日に上がっています。そして私が思うに、特にフランスは版権が英語圏の国よりも高いかもしれませんね。長年フランス語のオリジナルから訳していた絵本のシリーズも、最新作は英語翻訳版からの日本語訳になったということで、ほかの英語翻訳者さんが引き受けたそうです。きっと英語圏のほうが版権が手に入れやすい、英語翻訳者のほうが人材が豊富ですので、翻訳料の意味でもリーズナブルな契約を出版社側としてはやりやすいとか、いろいろな事情があるのでしょう。それにきっとその方が正確性も上がると思うんですよね。人材が豊富でないと、どんな産業でもレベルが下がりますので。つまり、そういう時代なのです。

この本を訳していてあらためて驚いたことの一つに動物研究の分野は世界的には女性科学者が特に活躍しているように見えることです。そのことを訳者あとがきにも書きました。

いま、私たちの同じ生態系と一部である植物や動物たちは助けを必要としているようです。

もちろん、家畜が食べられてしまうという問題も環境破壊の上で非常に大きいんです。牧草地にするっためにどれだけの原生林が破壊されたかという意味でも、そこに暮らしていた動植物を滅ぼしてしまったという意味でも。だから肉を食べるのを控えましょうというのは、至極もっともな理由であります。といってもそれは前にも書いたように思いますが、そんなことは私が子どものころから言われていました。ええ、私は中学生の時に、そのころをかなり左翼に傾倒していた聖書の先生から習いました。別の聖書の先生は、割り箸だらけの当時の日本で「マイ箸」と自分の食べ残しがでてしまったときの「タッパーウェア」を持参する話を毎回していましたね(その方は日系アメリカ人の先生だったので、考え方というか情報が早かったのかもしれませんね)。いまチェーン店なら定食屋さん、ラーメン屋さん、おそば屋さんでも店で割り箸出すところないですよね。

私がこんなに杜撰で無礼であっても、どこかで自分の価値観の基礎はなんだかんだいっても、「暴力を振るわれる公立校に行きたくなかった」という理由だけで試験クリアして入学したそのキリスト教の中高一貫女子校での教育にあります。

つい、私はあまり稼げないうえにそのうえ家事も超苦手だから家族に対しても立場がないとぶつくさ文句言いますが、それでも自分は世界の人たち、日本でも生まれた時代が違うだけで定職に就くのに苦労した結果、家庭も持つことすらできない人々に比べれば、圧倒的に恵まれた生活をしているんだという意識などはかなり強いほうだと思います。

ともかく別に人間が食べるわけでもない野生の動物がこの70年代以降、つまり50年でずいぶんと絶滅したようですよ。先般このニュースが話題に上ったと私は思っているのですが、そうでもないのかな?


この記事にも指摘がありますように、使い捨てプラスチックを飲み込んでしまう海洋生物の問題がG20の関係で急に話題になっていますが、近年私が旅行で見かけた奈良の鹿も、宮島の鹿も同じ問題を抱えているというNHKのニュース特集もつい先日見ました。私としてはかなりショックでした。






I've just watched a news on TV there were already found 5 deer dead in Nara this year. And from their stomach, you can easily imagine, they found plastic bags and wrapping. When tourists try to feed the deer food sold everywhere around Nara park, deer also bite and swallow plastic bags smelling food or plastic wrapping or boxes of food thrown away on the ground. They have the same problems in Miyajima where I visited last March. On the contrary to Nara, we are not even allowed to feed deer in Miyajima, but any plastics container we human use causes damages to these adorable deer. When you walk around, please put the food inside your handbag, shoulder bag or backpack and don't throw your trash on the ground. "For the moment", just bring the trash to the trash bin with a cover lid or put it inside your “conventional 🎒👜" bag. For your information, there are no trash bins in and around Nara park, because it’s for making dear avoid scavenging. That’s why the town asks tourists to put and bring back your trash to the hotel with the “conventional 🎒👜” bags. I approve "no more plastic bags or cutlery movement" but before that, don't throw your trash in others' land. #deer #plasticbags #narapark #miyajimaisland #biodiversity #animals #trashchallenge
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翻訳業なのに、知性のなさそうな英文ですみません。そのニュースを見たとき頭にきちゃってスマホで書き殴ってしまった。

このニュースは確か先月末にやっていたと思いますが、それを受けて最新ではこんなニュースをやっていたようですね。


これからはこれまで傲慢にも生態系を破壊し続けてきたヒトが、動植物を守るための知恵、しかも、どうしたらヒト同士の間でも格差がある中で結局、貧しい人たちがその尻拭いをすることなく動植物も守ることができるのか、実に専門的で学際的で色んな側面から分析し、案を出していけるような知恵がが必要になります。これはヒトの責任ともいってもいい。そうした能力はこれからの時代、ただ単にフランス語がわかります、日本語にも訳せるかも~などというよりも向こう50年は必要とされるのではないでしょうか?

ところで

私自身、実はすごくプラスチック容器や袋フェチなんですよ。使い捨てのでさえ、デザインが気に入ると容器なら洗ってとっておくほどその素材好きだという変な趣味の持ち主なのですが、そうも言ってられないことに今更ながら、反省している今日このごろです。どうしよう、結構なコレクションなんです。でも普通に捨てちゃ本末転倒ですよね……。


もはやプラスチックで電気も必要とする電書と豊かな装丁の紙とどちらが環境に対する負荷が大きいのかも私にはわからない世界になっていますが、Kindle版はこちら↓


鳥頭なんて誰が言った? 動物の「知能」にかんする大いなる誤解

紙書籍版はこちら↓


マクロンはこの本で生態系の問題について1章分使って語っています。実際に執筆していたのはかれこれ3年前なんですけどね。難民流入問題も環境破壊や干ばつが影響していると教えてくれています。ま、それでも他人事だと思ってしまうのが人間なんですけどね。↓


革命 仏大統領マクロンの思想と政策
  • 作者: エマニュエルマクロン,Emmanuel Macron,山本知子,松永りえ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2018/04/06
  • メディア: 単行本
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2019-06-02

これじゃあフェイクニュースもあっけなく広がりますわ。

先日あんなことを書くきっかけになった出来事はこちらのほうに書きました。



本がどうすれば売れるのかというのは、報酬(印税)に大きく関わってくるので、私にとって非常に関心の高いことでもあります。マクロンの『革命 仏大統領マクロンの思想と政策』のときは、少し自腹を切ってGoogle アドセンスに数週間ほど広告を出しました。マクロンに関するキーワードを検索すると、右側に出てくるあれ。Amazonは必ず出ていますけど、もう一つ同じような広告で、直接版元さんの注文サイトにリンク誘導するようなかたちにしたんです。
そういうふうに広告をだしてみると、どれぐらい自分の本に関心が持たれているのかがよくわかります。結論からいえば実質的には予算の関係でそんなにリーチしなかったかな。数千円しか投資できなかったので。

そこで今回はFacebookでやってみることにしました。ビジネスアカウント取ったんですからね。広告出しませんか?ってしつこく連絡がくるんですよ。なので、前回とほぼ同額で本書の紹介をした投稿をプロモーションとして出すように設定しました。FBの場合はユーザーの地域も国内でもまた限定できますし、ユーザーの関心事を設定するのもオプションが多いし、とにかく簡単なんです。

そして、驚きました。そのリーチ数(いいね数ではありません)に。こんな額でこんなに自分の書いたものが目にしてもらえて、ときには「いいね」をつけてもらえるんだったら(これももしかしたらいわゆる「いいね」買いビジネスにFBがアウトソーシングしているのならば結構ショックなんですけど)プロモーションでも読んでくれる人がいるんだと感動したわけです。

と、同時に、こんな少額で、結構な数の人にリーチして、あわよくばいいねとかシェアとかされるのならば、煽るようなフェイクニュースはあっという間にFBで広まったのは当然だなと。なおデフォルトでインスタグラムのほうにもプロモーションを出すようになっていますので、ご注意というかお気をつけ下さい。こっちはさらにリーチ数が半端じゃないので。あわててそのデフォルトあとで外しましたが、びっくりした。ちゃんと読んでいいねしてくれる人がいるのか、それともいわゆる「いいね」ビジネス関係で「いいね」なんてした覚えがないのにしちゃってる人たちなのか。

ふと思ったんですけど、会社員の給料1ヶ月分ぶち込んだら、そこそこのインフルエンサーになれるのかしら?ってまたいかがわしいことを考えてしまいました。

でもね、いまは私の記事を読んでくださったと思わせてください。読んでくださった方々どうもありがとうございます。

ちなみに1200円の投資をした記事は前回のこれです。



ちなみに、今はしつこくFacebookから「個人のフレンドにページにいいねを求めるようボタンを押せ」という連絡が来ています。ずっとビジネスアカウント見てるんですけど、インスタグラムの場合のフォロワーのように誰がいいねとかフォローしているのかとか公開で見える仕様ならば、やはり個人の知り合いをひも付ける誘導をあまりしたくないので(その理由は本文の一番上の「あんなこと」のリンク先です)それには乗れないなあと。でもビジネスアカウントの場合その辺がよくわからないの。気にすることないのかしら。

いまのビジネスって結局「ネットワークビジネス」なんですよね。インターネットになったから抵抗感なくなりましたけど、人脈を使うという意味では、昔それを人間が人を集めて言葉でやってたタッパーウェア販売とかそれこそAmwayビジネスとどう違うんだろうと思いました。