日経には広告は載せていただいたことはありがたいことに何度かありますが、よく考えてみたらこうした書評欄ではなかったかもしれません。数あるサイエンス本の「3冊」に入れて「読むべし」と評価くださったことに感謝申し上げます。★★★★!
なお、私は今回専門外分野に関わらずあとがきを書くことになってしまっていますが、思案の末、一部息子の世代の特に女の子達にも呼びかけた形のものになっています。世の中には女性が活躍していることが知られていない思わぬ仕事があります。色々と広く目を向けられればいいなと当時願いながら書きました。思うことはたくさんあります。
たとえば、私がかれこれ15年携わってきたフランス語の書籍翻訳業は、息子が成人するころにはあまりニーズがなくなっていると思いますよ。つまり、いま人気がある、需要がある仕事だからといって、それが一生続けられるとは限らない移り変わりの激しい世の中なのです。こうした言い分はかなりマクロンの本に感化されていますが。何度かこのブログにも書いたでしょうか? 日本語版では数名で手分けした専門書の翻訳をフランス語版ではIAのディープラーニングを用いてとんでもないスピードで翻訳させ、その分野の専門の監修者が校閲して直していったとか。
英語を間にかませてしまえば実は英語以外の外国語のニーズは専門書や逆に簡単な絵本のようなものになるとまったくなくなっているようにもみえます。英語と他のヨーロッパ言語の自動翻訳の能力は日に日に上がっています。そして私が思うに、特にフランスは版権が英語圏の国よりも高いかもしれませんね。長年フランス語のオリジナルから訳していた絵本のシリーズも、最新作は英語翻訳版からの日本語訳になったということで、ほかの英語翻訳者さんが引き受けたそうです。きっと英語圏のほうが版権が手に入れやすい、英語翻訳者のほうが人材が豊富ですので、翻訳料の意味でもリーズナブルな契約を出版社側としてはやりやすいとか、いろいろな事情があるのでしょう。それにきっとその方が正確性も上がると思うんですよね。人材が豊富でないと、どんな産業でもレベルが下がりますので。つまり、そういう時代なのです。
この本を訳していてあらためて驚いたことの一つに動物研究の分野は世界的には女性科学者が特に活躍しているように見えることです。そのことを訳者あとがきにも書きました。
いま、私たちの同じ生態系と一部である植物や動物たちは助けを必要としているようです。
もちろん、家畜が食べられてしまうという問題も環境破壊の上で非常に大きいんです。牧草地にするっためにどれだけの原生林が破壊されたかという意味でも、そこに暮らしていた動植物を滅ぼしてしまったという意味でも。だから肉を食べるのを控えましょうというのは、至極もっともな理由であります。といってもそれは前にも書いたように思いますが、そんなことは私が子どものころから言われていました。ええ、私は中学生の時に、そのころをかなり左翼に傾倒していた聖書の先生から習いました。別の聖書の先生は、割り箸だらけの当時の日本で「マイ箸」と自分の食べ残しがでてしまったときの「タッパーウェア」を持参する話を毎回していましたね(その方は日系アメリカ人の先生だったので、考え方というか情報が早かったのかもしれませんね)。いまチェーン店なら定食屋さん、ラーメン屋さん、おそば屋さんでも店で割り箸出すところないですよね。
私がこんなに杜撰で無礼であっても、どこかで自分の価値観の基礎はなんだかんだいっても、「暴力を振るわれる公立校に行きたくなかった」という理由だけで試験クリアして入学したそのキリスト教の中高一貫女子校での教育にあります。
つい、私はあまり稼げないうえにそのうえ家事も超苦手だから家族に対しても立場がないとぶつくさ文句言いますが、それでも自分は世界の人たち、日本でも生まれた時代が違うだけで定職に就くのに苦労した結果、家庭も持つことすらできない人々に比べれば、圧倒的に恵まれた生活をしているんだという意識などはかなり強いほうだと思います。
ともかく別に人間が食べるわけでもない野生の動物がこの70年代以降、つまり50年でずいぶんと絶滅したようですよ。先般このニュースが話題に上ったと私は思っているのですが、そうでもないのかな?
たとえば、私がかれこれ15年携わってきたフランス語の書籍翻訳業は、息子が成人するころにはあまりニーズがなくなっていると思いますよ。つまり、いま人気がある、需要がある仕事だからといって、それが一生続けられるとは限らない移り変わりの激しい世の中なのです。こうした言い分はかなりマクロンの本に感化されていますが。何度かこのブログにも書いたでしょうか? 日本語版では数名で手分けした専門書の翻訳をフランス語版ではIAのディープラーニングを用いてとんでもないスピードで翻訳させ、その分野の専門の監修者が校閲して直していったとか。
英語を間にかませてしまえば実は英語以外の外国語のニーズは専門書や逆に簡単な絵本のようなものになるとまったくなくなっているようにもみえます。英語と他のヨーロッパ言語の自動翻訳の能力は日に日に上がっています。そして私が思うに、特にフランスは版権が英語圏の国よりも高いかもしれませんね。長年フランス語のオリジナルから訳していた絵本のシリーズも、最新作は英語翻訳版からの日本語訳になったということで、ほかの英語翻訳者さんが引き受けたそうです。きっと英語圏のほうが版権が手に入れやすい、英語翻訳者のほうが人材が豊富ですので、翻訳料の意味でもリーズナブルな契約を出版社側としてはやりやすいとか、いろいろな事情があるのでしょう。それにきっとその方が正確性も上がると思うんですよね。人材が豊富でないと、どんな産業でもレベルが下がりますので。つまり、そういう時代なのです。
この本を訳していてあらためて驚いたことの一つに動物研究の分野は世界的には女性科学者が特に活躍しているように見えることです。そのことを訳者あとがきにも書きました。
いま、私たちの同じ生態系と一部である植物や動物たちは助けを必要としているようです。
もちろん、家畜が食べられてしまうという問題も環境破壊の上で非常に大きいんです。牧草地にするっためにどれだけの原生林が破壊されたかという意味でも、そこに暮らしていた動植物を滅ぼしてしまったという意味でも。だから肉を食べるのを控えましょうというのは、至極もっともな理由であります。といってもそれは前にも書いたように思いますが、そんなことは私が子どものころから言われていました。ええ、私は中学生の時に、そのころをかなり左翼に傾倒していた聖書の先生から習いました。別の聖書の先生は、割り箸だらけの当時の日本で「マイ箸」と自分の食べ残しがでてしまったときの「タッパーウェア」を持参する話を毎回していましたね(その方は日系アメリカ人の先生だったので、考え方というか情報が早かったのかもしれませんね)。いまチェーン店なら定食屋さん、ラーメン屋さん、おそば屋さんでも店で割り箸出すところないですよね。
私がこんなに杜撰で無礼であっても、どこかで自分の価値観の基礎はなんだかんだいっても、「暴力を振るわれる公立校に行きたくなかった」という理由だけで試験クリアして入学したそのキリスト教の中高一貫女子校での教育にあります。
つい、私はあまり稼げないうえにそのうえ家事も超苦手だから家族に対しても立場がないとぶつくさ文句言いますが、それでも自分は世界の人たち、日本でも生まれた時代が違うだけで定職に就くのに苦労した結果、家庭も持つことすらできない人々に比べれば、圧倒的に恵まれた生活をしているんだという意識などはかなり強いほうだと思います。
ともかく別に人間が食べるわけでもない野生の動物がこの70年代以降、つまり50年でずいぶんと絶滅したようですよ。先般このニュースが話題に上ったと私は思っているのですが、そうでもないのかな?
この記事にも指摘がありますように、使い捨てプラスチックを飲み込んでしまう海洋生物の問題がG20の関係で急に話題になっていますが、近年私が旅行で見かけた奈良の鹿も、宮島の鹿も同じ問題を抱えているというNHKのニュース特集もつい先日見ました。私としてはかなりショックでした。
このニュースは確か先月末にやっていたと思いますが、それを受けて最新ではこんなニュースをやっていたようですね。
ところで
私自身、実はすごくプラスチック容器や袋フェチなんですよ。使い捨てのでさえ、デザインが気に入ると容器なら洗ってとっておくほどその素材好きだという変な趣味の持ち主なのですが、そうも言ってられないことに今更ながら、反省している今日このごろです。どうしよう、結構なコレクションなんです。でも普通に捨てちゃ本末転倒ですよね……。
もはやプラスチックで電気も必要とする電書と豊かな装丁の紙とどちらが環境に対する負荷が大きいのかも私にはわからない世界になっていますが、Kindle版はこちら↓
紙書籍版はこちら↓
マクロンはこの本で生態系の問題について1章分使って語っています。実際に執筆していたのはかれこれ3年前なんですけどね。難民流入問題も環境破壊や干ばつが影響していると教えてくれています。ま、それでも他人事だと思ってしまうのが人間なんですけどね。↓
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