2019-06-02

これじゃあフェイクニュースもあっけなく広がりますわ。

先日あんなことを書くきっかけになった出来事はこちらのほうに書きました。



本がどうすれば売れるのかというのは、報酬(印税)に大きく関わってくるので、私にとって非常に関心の高いことでもあります。マクロンの『革命 仏大統領マクロンの思想と政策』のときは、少し自腹を切ってGoogle アドセンスに数週間ほど広告を出しました。マクロンに関するキーワードを検索すると、右側に出てくるあれ。Amazonは必ず出ていますけど、もう一つ同じような広告で、直接版元さんの注文サイトにリンク誘導するようなかたちにしたんです。
そういうふうに広告をだしてみると、どれぐらい自分の本に関心が持たれているのかがよくわかります。結論からいえば実質的には予算の関係でそんなにリーチしなかったかな。数千円しか投資できなかったので。

そこで今回はFacebookでやってみることにしました。ビジネスアカウント取ったんですからね。広告出しませんか?ってしつこく連絡がくるんですよ。なので、前回とほぼ同額で本書の紹介をした投稿をプロモーションとして出すように設定しました。FBの場合はユーザーの地域も国内でもまた限定できますし、ユーザーの関心事を設定するのもオプションが多いし、とにかく簡単なんです。

そして、驚きました。そのリーチ数(いいね数ではありません)に。こんな額でこんなに自分の書いたものが目にしてもらえて、ときには「いいね」をつけてもらえるんだったら(これももしかしたらいわゆる「いいね」買いビジネスにFBがアウトソーシングしているのならば結構ショックなんですけど)プロモーションでも読んでくれる人がいるんだと感動したわけです。

と、同時に、こんな少額で、結構な数の人にリーチして、あわよくばいいねとかシェアとかされるのならば、煽るようなフェイクニュースはあっという間にFBで広まったのは当然だなと。なおデフォルトでインスタグラムのほうにもプロモーションを出すようになっていますので、ご注意というかお気をつけ下さい。こっちはさらにリーチ数が半端じゃないので。あわててそのデフォルトあとで外しましたが、びっくりした。ちゃんと読んでいいねしてくれる人がいるのか、それともいわゆる「いいね」ビジネス関係で「いいね」なんてした覚えがないのにしちゃってる人たちなのか。

ふと思ったんですけど、会社員の給料1ヶ月分ぶち込んだら、そこそこのインフルエンサーになれるのかしら?ってまたいかがわしいことを考えてしまいました。

でもね、いまは私の記事を読んでくださったと思わせてください。読んでくださった方々どうもありがとうございます。

ちなみに1200円の投資をした記事は前回のこれです。



ちなみに、今はしつこくFacebookから「個人のフレンドにページにいいねを求めるようボタンを押せ」という連絡が来ています。ずっとビジネスアカウント見てるんですけど、インスタグラムの場合のフォロワーのように誰がいいねとかフォローしているのかとか公開で見える仕様ならば、やはり個人の知り合いをひも付ける誘導をあまりしたくないので(その理由は本文の一番上の「あんなこと」のリンク先です)それには乗れないなあと。でもビジネスアカウントの場合その辺がよくわからないの。気にすることないのかしら。

いまのビジネスって結局「ネットワークビジネス」なんですよね。インターネットになったから抵抗感なくなりましたけど、人脈を使うという意味では、昔それを人間が人を集めて言葉でやってたタッパーウェア販売とかそれこそAmwayビジネスとどう違うんだろうと思いました。

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