……というようなことを、ひとり息子に言われまして、『坊っちゃん』を自分のKindle Paperwhiteにダウンロードして、「わからない単語はこうやってハイライトしたらほら、辞書がポップアウトするでしょ? だからさっさと読んじゃって」と渡しました。
国語の宿題だそうです。それでも正直に私に「表現がわかりにくい」と言ってくれてよかったと思っています。だらだらと意味不明のままなんとなく読まれても意味ないし。それに夏休みだって時間も限られているのだから、もうちまちま国語辞書を手にして意味を引いてられないでしょう。
iPhoneやiPadのアプリよりもKindle端末のほうが辞書をポップアウトさせるやり方をするなら読みやすそうですし。
それでも私がかつて、やっぱり中学生ぐらいのときに読んだとき、夏目漱石の文章って、そんなに違和感あったかなと思ったんです。で、冒頭の部分から読んでみたら、ああ、こりゃだめだわと。
すっかり私も現代語に毒されてしまったようです。読みやすい文章にしか慣れていないと、旧仮名遣いでもないのに明治時代の小説もしんどくなるんだなと。
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さすがに青空文庫に載っているような版であれば、Amazonでも電子なら無料です。
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